第2回フジテレビ739カップ・第8試合(決勝戦)
Gatas−Carezza



Gatas Brilhates H.P. チーム Carezza
前半
後半
合計
2*05:10・吉澤 ひとみ(是永 美記) ゴール 2*4:20・小島 くるみ
2*06:35・あさみ 2*6:00・小島 くるみ
辻 希美(GK) スタメン 河辺 瞳(GK)
里田 まい(フィクソ) 小島 くるみ(フィクソ)
吉澤 ひとみ(左アラ) 五十嵐 りさ(左アラ)
石川 梨華(右アラ) 井本 操(右アラ)
藤本 美貴(ピヴォ) 長谷川 桃(ピヴォ)
HT・藤本 美貴⇒是永 美記 メンバーチェンジ 1*5:40・五十嵐 りさ⇒秦 礼子
HT・石川 梨華⇒あさみ HT・長谷川 桃⇒五十嵐 りさ

ガッタス カレッツァ
吉澤 ひとみ 小島 くるみ
藤本 美貴 × 秦 礼子 ×
石川 梨華 × 瀬戸 早妃 ×
是永 美記 長谷川 桃
里田 まい 井本 操
あさみ 五十嵐 りさ
みうな 河辺 瞳 ×

そして、今までのアイドルフットサルバトルの中で最高のゲーム。にふさわしい決勝戦。
ガッタスはここでも是永抜きの布陣。で最初は臨む。。

前半は、両者の繋がりをガッチリ潰しあっていく緊張感のある展開で進む。そのまま、0−0で折り返す。
後半、ガッタスは石川、藤本を下げ、是永と今日調子のいいあさみを投入しダイアモンドからボックスにして
あさみ・吉澤の2トップ体制でラン&ガンの体制を取る。

そして後半5分、ガッタス攻勢で出て行ってキーパーに阻まれた後。
クリアランスだったと思うが、それがフリーの左サイド・小島にヒット。まんまとカウンターで先制点。
この戦術は小島を右アラでなく手薄になってる左サイド(攻撃で右前方に傾くの)を利用したカウンターであった。
たぶん、この作戦は今回の大会に向けてしっかり試用練習してきた感じがする。(0−1)

だが、その直後、中盤で是永さんがボールを奪いカウンター、最前線の吉澤に私
キーパーとの1vs1を冷静に決めて同点。あそこで冷静にゴール隅に蹴れる吉澤さんは完全に落ち着いていた。(1−1)

だが、さらにその直後、今度は同じような左の位置から今度は小島のミドルが炸裂。(1−2)

誰もがこの失点は決定的とも思えた。マークはきちっと距離を置いてる中でのミドルを打ち込んできた
小島はドリブルで持ち込むことだけでなく冷静なシュート感も持てるようになったことになる。

でも、まだ時間はあるとばかりに急いでゴールからボールを取り、
センターサークルまで走って持って帰った吉澤さんは諦めてることは無かった。まだ、2分あるんだ。
この前のCHOOP戦の1−3だって4分で2点差を追いついたんだから。

そんな気持ちがそうさせたのだろう。残り1分であさみがゴール前の混戦を押し込んで同点弾を決める。
この瞬間の会場の盛り上がりはとんでもなかった。すごかった。
点を取られたら追いつく、再び取られてまた追いつく。

しかも、練習では活躍しつつも本番ではイマイチだったあさみがこの日に至っては3試合全てでゴールを決めている。
しかも、数打っちゃ当たるでなく。チャンスを確実にモノにしているストライカーの目だった。
同点ゴールの喜びにも感情を表さず。彼女がホントのストライカーになった瞬間だった。そしてタイムアップ。

これで両チーム優勝でもと思うが今回のルールは絶対勝負を決めるPK戦となった。
ルールは5本制。先行はガッタス。自分が座っていたサイドでPKを行うことに。

ガッタスからは、トップバッターキャプテン・吉澤ひとみ

みんなの期待を一身に背負いその右足から放たれたシュートは・・・
右隅にきっちり決まってゴール。

それに対しカレッツァのトップは小島くるみ
そのシュートは・・・鮮やかにキーパーの頭上を抜けゴールネットに突き刺さる。

1−1

ガッタスの2人目は・・・藤本美貴

ボールは右のポストにあたりキーパーの前に。強く蹴ろうとしたのが帰ってコースを狂わせた。

カレッツァの2番手は、秦礼子。
チーム一番のサッカー好きでコースも蹴れる彼女のシュートはキーパー紺野の正面に!

これで、1−1のまま・・・。


ガッタス3人目のキッカーは・・・石川梨華
そのシュートは・・・あまりに正直すぎのキーパー真正面。

カレッツァの3人目は瀬戸早妃。
そのシュートは・・・ゴールバーの上へロケット弾。
そこそこ技術が伸びてた子だけにガッタスサポは胸をなでおろす。

1−1のまま。

続くガッタス4人目のキッカーは、ガッタスの是永美記
このプレッシャーの状況を冷静に決めた。かっこよかった。

カレッツァ4人目は長谷川桃。
彼女はカレッツァ加入が12月にも関わらず一番素質の高い選手。
勢いのあるシュートでキーパー紺野の手をかすめながらもゴールネットを揺らした。

これで、2−2で最後の5本目。


最後の5人目となるガッタスは里田まい。

このメンツなら予想通りの5人目。
元からコントロールのいいキックをフィクソで蹴り続けている里田さんは問題なく決めた。

カレッツァの5人目は、井本操。
こちらもシュートは正面にしかし強気のシュートはキーパー紺野の手をかすめて左に叩き込んだ。

これで、5本終わって3−3と決着つかずのサドンデス。

会場のボルテージは最高潮。もう1発も外せない、外したら負け。
そんなプレッシャーが両チームのメンバー・サポーター・会場の関係者全員が感じた。

それでいて両チーム。常にピッチで活躍している選手が少なくなってくる。
ゲームに参加している時間が少ないメンバーになってくるのだ。

そんな中登場した6人目、ガッタスはあさみ。
しかし、もう完全にストライカーになったあさみには決めた後の喜びでなく
落ち着き放ったようにメンバーの元へ戻っていった。
カレッツァは攻撃系の選手がいなくなり、蹴るのはと思ったのだが。

カレッツァの6人目は五十嵐りさ。今大会はレギュラー格で左後方を任された存在。
そのシュートは・・・またも正面ながらキーパーの手をかすめゴール右へ。

サドンデスのPKは7本目に。4−4。迎えた7人目。

しかしここでガッタスにも異変が・・・誰が蹴るか悩んでいる。

誰が蹴る?そう、さすがのガッタスも、ついに攻撃系のメンバーが底をついたのだ。
どうする?1回蹴ったメンバーが2回目やったらダメ?(もちろん、それは一回りするまで許されない。)

そんな話し合いの中、手を上げて「私が蹴りますっ!」と意思を表したメンバーが一人いた。
それは・・・みうなだった・・・。
「よし!思い切って蹴ってこい!」と、ばかりにキャプテンはみうなを送り出した。

ボールをセットする時、ボールにキスをしたみうな。
願掛けなのだろうけど。このあまりに大事な一蹴りをするのだ。自分のペースに持っていかないと。
そして、そのシュートは・・・ゴール左をきっちり捉えた。

さて、カレッツァはレギュラークラスが居ない状態での攻撃を任せられてきた選手もいない。
かなり話し合った。というよりは、誰も蹴りたくない。という方が適切だった。
そんな中、PKを決められた河辺がFP陣に入り「私が行くから。」といってPKスポットへ向かっていった。

カレッツァ7人目・キャプテン、河辺瞳。
思いを込めたシュートは・・・。ゴールの右外へ外れていった・・・。

この瞬間、やっと、最後のロングホイッスルが鳴った。

ライバル同士の最高の戦いにピリオドが打たれた。

そして、最後の整列となった。大喜びのガッタス。悔しさを滲ませるカレッツァ。
しかし、カレッツァはその悔しさにふけつつも最後に観客に一礼をしに来た。それに応えた
会場全体からの「カレッツァ」コール。試合が終わればノーサイドである。まさにそれを感じた最高の試合になった。

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